ICBCLeasing 40機ポートフォリオの買い手候補者を絞る
中国のICBC Leasingは、40機のリース付機材のバイヤー候補者を絞り、近年最大のポートフォリオ売却を実施する。Ishkaは、先週月曜日にICBCが二回目で最終の入札受付を開始したと見ている。
Ishkaは、ある検討中のバイヤーから、噂ではICBCが100社に声をかけ、85超の入札を受け付けたと聞いた。
ポートフォリオには、ワイドボディが8機、2016年ビンテージA320neoを含む数機種のナローボディ機が含まれているようだ。機齢はフルライフ返却条件付きで2010年~2018年ビンテージの機材であると理解している。
「色々なアセットがミックスされ、あらやる機種が少しずつ含まれている。10億ドルをはるかに超えるアセットであるため、マーケットが一度に請け負うには大量だが、非常に良いタイミングであることは確かだ。注目度が高い現状には驚いていない。」とある情報筋はコメントしている。
最大の疑問は、どのようにそのポートフォリオをバイヤー間で分割するかである。ポートフォリオのサイズからして一社が全て購入する可能性は低い。情報筋によれば、ICBCはベストプライスでの売却を目指しており、2~3機の購入を考えているバイヤーのビットも検証している。
Ishkaの見解
今まで最大のリース付機材ポートフォリオの売却は、主として AerCap またはGECAS(航空機リース会社トップ2)が行っており、25機程度を含む傾向だった。
40機というICBC Leasingの取引は10億ドルを超える桁外れのもので、多種多様な機種が含まれている。
バイヤーの推測では、今回のポートフォリオの構成は、ICBCが活気に満ちた航空機の売手市場で優位に立ち、リース開始後長い期間が経過した機材もしくは短期リース 機材のリマーケットを避けたい思惑がある。
Ishkaは、当取引は極めて多様な資産と数機のリース付き若年機が含まれることから、ICBCが広範囲なスケールでエアラインのクレジット信用集中のリスク軽減を試みているものと確信している。
投資家とレッサーは明らかにリース付機材のアセットに関心があり、Ishkaは、ICBC Leasingが多くの資産に対してプレミアム入札を受けるであろうと考える。
注:本記事は英語にて発行されており、日本語翻訳はあくまで参照です。
この日本語版は、読者のご理解の参考までに作成したものであり、英語版記事の補助的なものです。あくまで英語版が(正)となります旨、ご了承ください。
Sign in to post a comment. If you don't have an account register here.