12/10/2018

Ishkaの市場調査まとめ:Zephyrus社の親会社がB737投資の投資利益を発表

Update: Ishka research round-up: Zephyrus parent confirms equity gain on B737 investment

Ishkaによるリージョナル航空機のリース料および資産価値に関する詳細なマーケットインテリジェンスをお届けする。

弊社は購読者にとっても興味深いリース料、資産価値または借り入れに関する詳細なマーケット情報に遭遇することが多い。Insight分析リポートではいくつかの題材を通常形式にまとめて、見解を追加した形でお届けする。

2018年7月、Avation PLC社はエアバスA321-200(機体番号1607)1機について、コンドル航空からポルトガルのホワイト・エアウェイズへとリース先の変更を行った。同機は2018年4月30日にコンドル航空と6年間のリース契約を締結しており、1カ月のリース料は38万5,058ドルだった。CAPAのフリートデータベースによると、変更時に機齢16年2カ月だった同機は、ACMI(航空機、乗員、メンテナンス、保険付き)リースが可能となっている。

 

2018年7月、CIT Aerospace社とXiangpeng Airlines社は共同でA330-300(1機)をエアバス社から購入した。航空機はXiangpeng Airlines社に15年間リースされ、1カ月のリース料は60万2,088ドルとなっている。Ishkaが把握している情報では、2018年のA330-300の平均リース料は71万4,000ドルとなっており、最終的なリース料はやや上昇すると思われる。

 

SMBCアビエーション・キャピタル社は8月末、中古のB737-800(1機)をChina Aircraft Leasing Company(CALC)社に売却した。独立した鑑定評価会社によると、航空機の機材評価額は5,820万ドルで、現在、リースは更改手続き中となっている。

 

デンマークのプリメラ航空が2018年10月2日に破産申請を行った。Ishkaが入手した情報では、リース中の15機のうち、ボーイング737-700NG(機体番号30743)1機が2012年9月から1カ月約18万ドルでリースされていた。機齢17年3カ月の同機はDVB銀行が管理しており、新たなリース先を探す必要がある。

 

Zephyrus Aviation Capital社は、航空機投資を拡大する目的で、Virgo Investment Group社が主要株主となって設立された。詳細はIshkaインサイトを参照のこと。既存の銘柄(Zephyrus Aviation社)で2014年に実行された2件の投資は、最近満期を迎えた。

 

2014年2月、Zephyrus社は2機のボーイング737-600(機体番号28289、28290)を購入した(1,230万ドル/1機)。両機ともスカンジナビア航空に1カ月13万ドルでリースされていた。2018年2月に2機は退役となり、現在は英国のセント・アサンに保管されているが、部品取り用となる可能性が高い。両機とも機齢は19年7カ月となっている。

 

Zephyrus社によると、売却収入はDVB銀行への負債を完済するのに十分な金額になる、またそれらの債務は、自己資本にプラスの利益をもたらすと思われる。Zephrusは最終の投資収益を公開していない。

 

Ishkaの見解

プリメラ航空にリースされていた航空機が、今後数カ月の間に市場に出てくることが予想されている。2017年にモナーク航空が破産したときは、レッサーが即座に自社の航空機を回収した。しかし、プリメラ航空の倒産は、全機が英国内にある状態で規制機関が手続きを進めたモナーク航空のケースよりも複雑となっている。

 

Zephyrus社のケーススタディでは、機体が運航終了した場合の株式投資に関する洞察を発表している。DVB Transport社の代表を務めるEelco van de Stadt氏は、「現在、リース満了について心配している人はいない。ただ次のリース先を探すだけである」とISTAT EMEAの出席者に話している。

 

注:本記事は英語にて発行されており、日本語翻訳はあくまで参照です。

この日本語版は、読者のご理解の参考までに作成したものであり、英語版記事の補助的なものです。あくまで英語版が(正)となります旨、ご了承ください。

他、何かご不明な点ございましたら、ご連絡ください。

*15/10/2018 update:  This report is an updated version of an earlier article titled Ishka research round-up: UPDATE: Zephyrus parent expects loan note impairment on B737 investment published on 08/10/2018.

Correction: The earlier report dated 08/10/2018 incorrectly stated that Sumitomo Asset Management was the seller of aircraft (serials 28289 and 28290) to Zephyrus Aviation Capital and that DVB Bank was managing the aircraft while on lease to Scandinavian Airlines.

 

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