06/07/2020

LCCと大手国内航空会社 危機的状況に対応

Top 100 airlines: LCCs and large domestic carriers fare better in crisis

Covid-19危機の影響を受けない航空会社はないが、一部の航空会社は他航空会社と比較して回復力がある。格安航空会社(LCC)と大規模な国内市場を持つ航空会社は、コスト面での利点と旅行規制にかからない短距離路線需要から恩恵を受けているからだ。

定期便ASK供給量で上位100にランク入りした航空会社の中で、最も穏やかな年間供給量の落ち込みを記録した航空会社20社のうち、LCCは12社である。また3社を除く他17社の航空会社が大規模な国内市場を持っていた。中国8社、インド2社、米国4社、インドネシア、日本、メキシコが各1社ずつである。

 

サイズは決定因子ではない

航空会社トップ100社の2019年定期便の実績値は、今年運航可能な便数にほとんど影響を与えていないと思われる。上位100航空会社のASK年間平均は78.3%の落ち込みであった。トップ50は44.7%、トップ25は48.7%の落ち込みと僅かな違いである。

全体として、100社の航空会社の月次前年比の変化は、4月以降中国の航空会社の回復が明らかに顕著なことを示している。また6月以降、欧州航空会社の域内トラフィックにおいてもいくらかの回復をみることができ、暫定的にはアジアの一部の大手航空会社においても8月からの回復を示している。(注:将来のスケジュールは変更される可能性がある)

*背景にあるデータが必要な方は問い合わせください。

 

 スイートホームへ帰巣する

このレポートの前半で指摘したように、2020年のASKベースが緩やかな低下を示しているエアラインの多くは大規模な国内市場での運航を所有している。

以下のチャートが示すように、多くのエアラインが定期運航便に多くのASKシェアを国内に持つ。

(チャートは英語原文をご覧ください)

伝統的に国内中心の運航をしていたかに関係なく、航空会社は国内線に趣きを置くスケジュールへと向かっており、100航空会社のうち75社が、定期便ASKの国内シェアを昨年と比較して増加させている。以下のトレンドラインは、年間供給量が“緩やかな”低下をしている航空会社は国内市場へ方向転換しているキャリアとの相関を示している、中国とベトナムの航空会社は、国内市場に向けて最も積極的に展開している航空会社になる。

 

 国内市場へのパワーシフト

これらのピボットチャートは、今後、世界最大の国内航空旅行市場において、米国に代わり中国がトップの座を占めるようになることを示唆していると思われる。下の表は、6月の年間供給量の変化を示しており、一部の国では急増(ベトナム)し、他の国では下落(ブラジル)している。これはパンデミックへの相反する対応をとった二つを反映している。

 

 Ishkaの洞察

少数の大手航空会社だけが顕著な回復を示している。国内および海外の空の旅に対して、パンデミックへの望ましい対処が各国で再構築されるまでおそらく数カ月かかるであろう。多くの国がこの数週間にパンデミックを制し、海外旅行に対する解除政策を起草し、導入した。しかし、これまでの教訓はウィルスに対する厳しい措置を講じている国が国内旅行を最小限に抑えることで、少なくとも迅速な再開を確実にしている。特に、中国、ベトナム、韓国がその一例である。EU域内旅行は、厳密には国内ではないが、これらの傾向を反映している。

 

注:本記事は英語にて発行されており、日本語翻訳はあくまで参照です。

この日本語版は、読者のご理解の参考までに作成したものであり、英語版記事の補助的なものです。あくまで英語版が(正)となります旨、ご了承ください。

Ishka Dublin
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